外骨症
「歯の内側に何か出来ている」
「痛みはないが硬いものが出来た」
といった症状の方はいらっしゃいませんか?
そういった症状で考えられるもののひとつに『外骨症』というものがあります。
がいこつしょうと読むのですが、あの骸骨とは全く違って骨の表面から外に向かって
骨が増殖したものです。
下あごの内側や上あごなどに出来ることが多いです。
子供の頃にはほとんどなく、成人以降に見られます。
原因は不明ですが、歯ぎしりなどの強い噛みしめや、食生活や仕事などで異常な力が
加わることなどによる環境的なものと、遺伝的な原因が考えられています。
それ自体病的なものではないので特に心配することはありません。
将来的に入れ歯を入れることになった時に、場合によってはその骨の部分が邪魔に
なることがあり、その際には削ることもあります。
お口の中で歯に限らずご心配なことは是非ご相談下さい!